スピリチュアルメッセージ集　89巻　カイトロン２　

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　土曜日の定期集会の場で降ろされた、カイトロン様からのメッセージです。今回の文明はアトランティス文明に似ています。産業革命以降の急激な科学の発展で、科学万能信仰に陥っているのが多くの現代人です。アトランティス文明では霊能力を持つ人も多く、宇宙エネルギーを利用することも可能でした。霊的知識に乏しく、化石燃料に依存している現代人など比べものにならないほど発展していたはずです。それでも、結果的に失敗してしまいました。それはなぜかというと、読者の皆さまはご存じでしょうが、愛の欠如のひと言に尽きるのです。 　今回の文明では、アトランティス文明と同じ失敗を繰り返したくなのです。ですから、愛の法を徹底的に浸透させた上で、科学をさらに発展させたいのです。科学の発展は、天上界からのインスピレーションなしには行われません。科学担当の九次元霊であるカイトロン様は、地上の条件が整うのを待っているのです。 　そのために、地上の私たちの活動があります。ただし、いくらでも待つというわけにもいかないようです。2006年の時点であと20年ということですから、私たちの活動も急がなくてはなりません。
　難しいことではないのです。もう読者の皆さまには常識ともいえる、神は愛のエネルギーであり、私たちはみな神の子であり、魂と呼ばれる個性を持つエネルギー体として転生輪廻している。たったこれだけのことを世界中の人びとに知っていただけばいいのです。 　今回のメッセージで、ちょっと意外だなと思われるとしたら、カイトロン様が祈りの重要性を説いている点かもしれません。愛の実践は尊いけれども、それだけで祈りをばかにしてはいけないというのです。逆に、祈りばかりで愛の実践が伴わないのも望ましい姿ではありません。どちらも重要だということです。 　何よりも愛はエネルギーです。「祈りというのは大事なエネルギーを持っているのです」とおっしゃっています。祈りは題目を唱えることではありません。地球をほんとうにユートピアにしていきたいという思いで、お役に立てますようにと、神に語りかけることだというのです。一人ひとりが自らの心の底から静かに神に祈ることで、この地球は変わっていくのです。私たちは、地球人類が神の子として霊的認識を共有し、地球ユートピアが実現する日がくることを信じています。そのためにもひとりでも多くの人が今回のカイトロン様のメッセージに耳を傾けていただくことを願っています。